森山拓 Taku Moriyama プロフィール・history

1984年11月、福岡県福岡市に生まれる。 

2~3歳のころには、家に数百枚あったLPレコード(アナログ、33回転/分)を再生して遊ぶことが大好きになり、音楽好き・機械好きになる。(CDが普及する直前に、母が半ば騙されて業者から買ったようだが、おかげで機械や音の仕組みがわかりやすく良かった。)

小学1年生の時には、すでに子供だましが全く通じない生意気坊主に成長する。
初めての家庭訪問時、教師の一言目は「拓くんの良い所は何かあるのでしょうか?」であった。(母は教師に対し激怒した)
小学2~3年の時には、理解ある先生に巡り合い、少しのびのびとした人生を送る。
小学5~6年の時には、すでに現在と変わらない思考力を持っていたと思う。(それ以後知能レベルは上がっていないのかもしれない。)

小学生~中学生にかけて、Windows95が出たあたりから、パソコン・ネット好きになり、PCを自作したりもして、当時としてはオタクだったと思う。
また、かなりの時間を使って、音楽ファイルを波形表示させて音声圧縮技術の聴き比べをしたり、好きな歌手や楽曲の波形分析をして良い音の秘密を探っていたりした。このあたりの積み重ねが今の録音やPAの仕事に役立っているのかもしれない。

2005年 大分県に引っ越す。自然豊かな田舎が気に入る。

2009年 イタリアへ遊学。「仕事より家族を大切にする」イタリア人の姿にカルチャーショックを受ける。本当に大切なことを知る。 また、自分は日本人なのに日本の文化や料理を知らなかったことに気づく。

2010年 帰国後には、自分でよく料理をするようになる。また、お箏の先生宅にしばらく居候して和楽器・邦楽を学ぶ。

2011年 東日本大震災、原子力発電所のメルトダウンに本気でビビり、国外逃避も考えるが思いとどまる。

2013年 農薬の代わりに音楽を聴かせて元気に育てる「オペラトマト」の商品開発・製造販売をする農業経営に着手。周りの農家さんからは「無農薬でできるわけがない」と笑われる日々を過ごし、実際1~2年目は全く採算が取れずに窮地に追い込まれるも信念を通し、3年目には製造ノウハウを確立。話題性もあったのか、「ナニコレ珍百景」にも出演。
最終的には、面積当たりの生産高が、標準的トマト農家の2~3倍に達する。
味も大変甘く美味しく「他にない自然味がするトマト」「都内で1玉700円するトマトと遜色ない味」等と評判になる。2018年、子育てに専念するため店じまいする。

2020年 録音・PAエンジニアをはじめる。チェンバロ、ピアノ、室内楽、指揮など多方面にわたる第一人者であるクラシック界のレジェンド小林道夫氏から、録音について「これからもきっと良い仕事をされると思うので、我武者羅に取り組まれたら良いと思います。」と大変ありがたい激励を受ける。

2021年 映像もはじめる。コンサートやライブ収録が増える。

2023年 このごろ頼まれる仕事を受けるだけで、「我武者羅に取り組む」ことを忘れていたのではないか?と思い直し、ジャンルフリーのライブ収録・音響の活動を増やしている。