レコーディングエンジニア

自分も人も感動する音で録音したい

僕はやはりクラシック音楽が好きなので、自分が良い音楽をたくさん聴きたいし、演奏者にも自らの奏でる素晴らしいサウンドを聴いてもらいたいし、音楽ファンを増やしたいし、地方からでも積極的に音楽配信したいという思いから、録音をやっています。自他共に感動できるバランスの良いサウンドが毎回の目標です。

大分県のクラシック音楽やアコースティック演奏の録音なら、ぜひ森山拓にお声かけください。(演奏会・コンクール・オーディション・音源配信・CD制作・ビデオ撮影等)

(ツイッターページ)
https://twitter.com/operapione

感動的なサウンド

確かな技術とセンスで、あなたの演奏をより魅力的に録音します。「実際の会場で聴いているより良い音」と言われるのは当たり前です。

何回でも利用しやすい誠実な料金設定

なるべくシンプルな機材、シンプルなやり方での高音質・高画質記録ができるように心がけていますので、コストパフォーマンスにも優れた仕事をお約束いたします。

なるべくシンプルに

僕は音楽はどんなジャンルでも聴いてみるのですが、結局戻ってくるのはクラシックです。クラシックの録音で自分の好みなのは、ステレオ初期、1950年代後半~1960年代のものが多いです。これは当時の演奏者たちの情熱が素晴らしかったということもあるとは思いますが、どうやら、シンプルな録音方法だったので良かった。ということもあるのではと考えています。

モノラル(1チャンネル)からステレオ(左右の2チャンネル)に変わったばかりのシンプルな録音方法が、演奏者の力量とホールのサウンドだけでも完成できるクラシック音楽にはちょうど良かったのではないでしょうか。

録音技術はどんどん進み、今では何十本ものマイクを使ったマルチトラック録音が流行していますが、それは果たしてサウンドによる感動を伝え、音楽ファンを増やすことに貢献できているのでしょうか?

結果は明らかだと思いますので、僕は自分が良いと思える極力シンプルな録音に邁進していきたいです。

理想の録音とは

どんな録音でも、通常は

  1. レコーディング(集音して記録する)
  2. ミキシング(各チャンネルのバランスをとったり、音を加工したりして、混ぜ合わせる)
  3. マスタリング(どんな環境でもうまく再生されるように微調整する)
    という過程になると思いますが、

クラシック音楽での理想の録音とは、
「2本のマイク(ステレオ)でとった音を加工せずにそのまま使える録音」
だと僕は思っています。

演奏者や楽器の状態、各楽器の配置と音量バランス、ホール環境(残響やノイズ)、マイクのセッティング、オーディエンスの状態等、すべて上手くいったときのサウンドの素晴らしさは絶品で、究極の理想です。

録音の面白さ、トマト栽培との共通点

僕は以前6年間農業をやっていて「オペラトマト」というブランドのおいしいトマトを商品開発し、生産販売していました。音楽を聴かせながら、化学農薬不使用で栽培するものです。

トマト栽培の面白さとは、品種だけではなく「栽培方法で味がかなり変わる」ということです。 感覚としては、味を決める要素として品種が50%、栽培方法が50%という感じです。もっと栽培方法の比率が高いかもしれません。「えっ?!これ同じ品種のトマトなんですか?」と言われていたし、自分でも様々な生産者のトマトの味比べをしたときに思っていました。

録音も似ています。同じ演奏でも、録音によって、まるで別物になるのではないでしょうか。もちろん、ある人の声が別の人の声に変わるということまでは無いのですが、せっかく魅力的な良い音が出ているはずなのに、録音ではほとんど雑音に変わっている。ということはありますね。

どれだけ素晴らしい演奏者・アーティストでも、良い録音に巡り合えなかったために、無名で終わってしまうということは、数えきれないほどありそうです。

アーティスト独自の魅力をしっかりサウンドとしてすくい取れるような録音を目指したいです。